最終更新:2006.05.21

『雨の町』実写映画化!

 
「雨の町」公式サイトはこちら
       ↑予告ムービー、劇場情報、新着情報、着メロ他

 東京、札幌に続き、大阪・福岡・京都・名古屋にて公開予定!

 4月22日に先生のトークショーあり!詳細は↑公式サイトへ

 3月25日は2回の舞台挨拶あり!詳細は↑公式サイトへ

 2006年3月25日〜 渋谷イメージフォーラムにて公開

   菊地先生ご出演決定
       先生の役名:小説家。一言、セリフもある模様〜〜(@^o^@)
       先生の弟様(菊地成孔氏)役名:伸の新しい父親

   全編95分。2005年4月試写会がありました!



MUSIC ON TV
  映画『雨の町』について、監督の田中誠氏とTV対談
  放映は3月19日(日)、3月27日(日)

映画秘宝』5月号(3/21発売)にて『雨の町』インタビュー掲載

野生時代』4月号(3/12発売)に、公開記念兄弟対談掲載

映画「雨の町」パンフレットにエッセイの他、「雨の町」転載のスペシャル版も発売




――菊地先生より――

 一番好きな短編の一つですが、他にも注目してくれた人がいることがわかって嬉しいです。しかし、長編劇映画化されるとは思いませんでした。原作の持ち味を変えず、いい作品になることを期待しております。

――原作より――

 天井が鳴っている。何百人ものボランティアが、空からトタン屋根に小石をばらまいているような音だ。
 私のような貧乏学生が泊まる田舎町の宿だ。安普請は仕方がないかも知れない。
 ガイド・ブックの小さなコラムに、日本一雨量の多い町と記されていたのが、鈍行を下りる契機になった。「都市」単位ならわかるが「町」というのは珍しい。
 列車は駅に着く少し前から車体の鋼に雨滴をためていた。
 改札口を出たときには小降りだったのが、駅舎の向いにある宿へ入る間にどしゃ降りとなった。


              ――以上、冒頭より数行ご紹介
              『雨の町』 初 出:異形コレクションU「侵略!」
                     単行本:短編集「死愁記」廣済堂出版(1999年)
                                 同   新潮文庫(2001年)



初めてこの話を伺った時には余りの嬉しさに飛び上がりました。
「雨の町」は大大大好きな短編です。

どんどん宣伝して下さいとのこと、
菊地先生のファンサイトホームページをお持ちの皆様、
もしよかったら告知と宣伝を宜しくお願いいたします!


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